姉欲

「思い返せば姉を欲する人生でした。」

 

 

大切な一人っ子として育った哉太には

 

"お姉ちゃん"という存在に強い憧れを持っていました。

 

一緒に公園で遊んだり

勉強を見てもらったり

時には女心を教えてもらったり…。

 

ただ、全ては妄想でしかありません。

 

姉が2人もいる友達のマサル君に

お姉ちゃんの素晴らしさについて質問してみました。

 

 

 

マサル「姉ちゃん?あんなの女じゃねえ」

 

 

 

マサル君、いや、マサルの野郎は

姉が2人もいる恵まれた環境でありながら、

神棚をぶっ壊す様な不謹慎な発言をしました。

 

何故、マサルに姉がいて、自分にはいないのか?

 

幼くして、世の中の不平等さに気付きました。

 

母親に、「お姉ちゃんが欲しい」と無理なお願いをしましたが、怒られました。

 

 

 

それから、しばらく時が経ち、僕はセラピストになりました。

 

ありがたい事に、沢山のお姉様方に可愛がって頂いております。

 

自分と年が近い方も、一回り、二回りも上の方も、それぞれ素晴らしい魅力があります。

 

勿論、年下の方も大好きです。

 

欲張りですね。

 

●哉太のTwitter

 https://mobile.twitter.com/sweetspot_knt