セラピストの日記｜草生

そうきです。

本日は東日本大震災が起きた日。

ニュースの映像がフィクションかのように感じた事を覚えています。

僕の住んでいた地域も地震の影響で地面にヒビが入ったり、エアコンの室外機が落下していたり、停電があったりと影響がありました。

いろいろと自粛モードになりつつも僕の日常は地震前の日々を取り戻していった数年後、僕は復興ボランティアに参加しました。

もう数年も経ったので被災地も前と変わらぬ感じだろうと思っていましたが、まだまだ瓦礫が残っていたり、各地でいまだに復興の工事中の場所がたくさんあったり、地震の爪痕が残っていた事に驚きました。

ボランティアといっても僕らにできることは瓦礫拾いをすることぐらいしかなく無力さを感じましたが、被災者の方には「こうやって観光に来てくれることが経済的にも活気的にもありがたい」というお言葉を頂きました。

僕にできる1番の貢献は、足を運ぶ事なのかもしれない。

復興ボランティアの宿泊は相部屋で同部屋に4人。

全員知らない人でしたが、みんなそれぞれ悩みを抱えていそうな感じで、よくわからんモヤモヤを抱えた日常から抜け出したくてボランティアに来たのかもしれない、と勝手に想像してました。

観光なども一緒に行動して帰る頃には仲良くなれて、なんだか逆に僕らが元気をもらった気がします。

今もそこはかとない不安の波が押し寄せてくる時がある。

また元気をもらいに行こうかな。

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セラピストの日記｜草生｜3.11