「夢をかなえるゾウ」 著 水野敬也
平凡なサラリーマンの主人公に、関西弁で話すゾウの神様"ガネーシャ"が、成功するための課題を課すというお話。
「靴を磨く」
「コンビニでお釣りを募金する」
「トイレ掃除をする」
「明日の準備をする」
「毎朝、全身鏡を見て身なりを整える」
など、一見「こんな事で成功できるの?」
という課題ばかりですが、本書が一貫して伝えていたのは
"成功は1日にしてならず"
という事。
日々の積み重ねや心構えの大切さを強く説いています。
その中でも特に
「人が欲しがっているものを先取りする」
という課題が強く心に残りました。
人にはどんな欲があって、何を望んでるのか、その事を見抜ける人が出世できるという意味です。
例えば飲食店にきた時、店員さんにどうすれば気持ち良くお仕事をして頂けるか。
(お会計の時は笑顔でお礼を言う。
食べ終わったお皿をテーブルの端に置く。)
誰かと食事している時は、水が少なくなってないか、今どんな話をしたいのか。
など、
実践してみると、思った以上に考える事が多くなりました。
しかし、この習慣にはビジネスやセラピストの仕事に対する感性を磨く効果があると信じています。
"お客様は女風、哉太に何を求めているのか"
セラピストとして、人間として成長できるように1日1日を大切にしていきたいです。