絵画と女風

 

本日はモネ連作の情景を観に上野の森美術館に行ってきました。

 

僕は芸術の知識に関しては初心者なのですが、単純に好きで美術館やクラシック、オペラなど芸術好きなのです。

 

そして、今回始めてモネの展示会に行きました。

 

モネがどんな人物だったかや歴史など細かい所は置いといて、少し雑学を話しつつシンプルに僕が感じた事をシェアしたいと思います。

間違ってたらすみません!

 

まず、モネの作品は風景画が多く、その時代「印象派」といって目で観たありのまま描くというのが流行りだったそうです。

 

沢山作品がある中で、

最初の印象としては、同じような作品が多いなという印象で、これらがなぜ凄いのか全く分かりませんでした。

 

しかし、それは「連作」といって当時モネの独特な手法で、同じ風景や物体を違った視点・時間と共に変化していく姿を描いているという事を知りました。

その代表的な作品「積みわら」は

草原の中に積んであるわらが主役の絵で、

展示されていたのは恐らく3作品。

調べてみたら30作品もあるようです。

 

どんな絵か、

 

1つ目の絵は、

積みたてなのかしっかりしたわら、昼の日が差し込んでぽかぽか暖かそうな絵

 

 

2つ目の絵は

積みわらによりかかる子供、わらが気持ちいいのか寝ているのかな?という絵

 

 

3つ目の絵は

冬の季節で雪がわらの上に積もっている。吹雪や雪の重さで、しっかりしたわらも少し崩れている絵。

 

 

のように、わらを中心にストーリー性がありこれはとても感動しました。

 

後にモネは視覚障害と闘いながら完成させた最期の絵となる「睡蓮」。

 

恐らく始めて絵を観る方でも凄さがわかる

 

鮮やかで立体的な絵が描かれている。

 

個人的には一目で観る美しさよりかは

絵のストーリー性や、受け手によって感性変化する、「積みわら」の作品がとても印象的に残っている。

 

僕は最期の絵を見終わってから、もう一周観たのですが、初めと最期の絵を比較すると絵が全く違います。

 

モネ自身の技術や思想の変化というのもあるだろうけれど、「印象派」「印象主義」と言われるように、流行りに乗った絵を取り入れ、モネは自分自身が描きたい絵を描く事は出来たのだろうか。

 

それとも、皆んなが買いたいと思える絵を考え抜いた結果、我流の絵を見つけたのか。

 

これは女風業界も同じだ。

 

僕がしたい事(描きたい絵)を突き詰め、それを求めてくる方を増やすのか。

 

それとも、お客様がしたい事(皆んなが求めている絵)に応える事でお客様を増やすのか。

 

僕なりの答えは後者

女風(印象派)という界隈の中で

いかに独自のプレイ(連作)を生み出せるかが鍵となる気がする。

 

唯一違う所は

女風のプレイというのは、僕だけで作り上げるものではないということ。

 

お客様からの質問で、

瑛人さんはどんなプレイが好きなんですか?

どんなプレイをするのですか?

 

この質問はとても多いです。

 

でも僕の応えは毎回決まっています。

 

応えは1つだけ

「僕は貴方が満足できるプレイがしたいです」

 

僕と一緒にあなたと僕だけの思い出(作品)を作っていきましょう。