光のお父さんを見ました。
ざっくりとしたあらすじは、オンラインゲームのFF14(ファイナルファンタジー)を通じた家族の物語。
仕事人間だった父が突然会社を辞めてしまい、今まで交流があまりなかった息子がFF14を父親に勧めて、オンラインゲームを通して父親の気持ちを知ろうというお話。
なんで「光の」というかと、ファイナルファンタジーの主人公たちが「光の戦士」と呼ばれているからなんです。
とてもおもしろかった。
久しぶりにFF14をやりたくなりました。
実は昔、友達に誘われてFF14をプレイしていたことがあります。
でもその時は全然楽しめなかった
友達はFF14のストーリーや壮大な世界観が好きで、それを楽しんでもらいたいと思っていたみたいだ。
もちろんそこもおもしろい。
でもゲームの一番の醍醐味は、未知の敵の倒し方を探ったり謎を解いたり、冒険をすることだと思う。
それがオンラインになって誰かと交流しながらああでもないこうでもないと一緒になってできたらもっと最高じゃないか!
でもその時はゲームをさくさく進めていく感じで、その醍醐味を味わえなかった。
もっとわくわくするような冒険がしたかった。
大人になってゲームを楽しめなくなる理由の一つは、そういう冒険感とかがなくなってしまうことなのかなとも思う。
ポケモンも昔は好きだったけど、種族値とか個体値とかそういうのを知ってからなんだか楽しめなくなってしまった。
弱くても、ほのおのパンチとかれいとうパンチとかいろいろな技を覚える初代ポケモンのエビワラーにワクワクしていたのだ。
あとは初心者プレイヤーには少しやりづらい。
オンラインゲームなので知らない人と一緒にプレイすることもあるのだ。
何度もダンジョンをクリアしてるんだろうけど、やったことがない初心者にももっと優しく接してくれ…
彼らにとってはボスを倒して得られる経験値稼ぎなんだろうけども、僕にとっては初めての経験なのだ。
初めてのこととかって怖かったり不安なこともたくさんあるけど、新しく知ることだらけだからそれがまた楽しくもある。
自分が初心者なら楽しむ気持ちを一番大事にすればいいし、経験者だったら初心者の方のその気持ちを大切にしたい。
例えば初めてイタリアに行く時にイタリア語をいくつか覚えて「通じるかな」とかわくわくしていたとして、経験者の方に「それじゃ通じないよ」とか、やる前から釘を刺されたらおもしろくないじゃない。
失敗したらしたでそれはいい経験だし、何か困ったら経験者はその時に手を差し伸べる。
そういう気持ちが大事だよねってことを思い出すような映画でした。