真夏の夜の夢

夜の街に、少し湿った夏の風。

遠くで聞こえる祭りの太鼓と、かすかに混じる甘い金魚すくいの匂い。

 

並んで歩くと、手が触れそうで触れない距離。

花火が上がった瞬間、

その光に照らされた横顔が綺麗すぎて、思わず見とれてしまう。

 

「どうしたの?」って笑う君に、

「なんでもないよ」ってごまかしながら――

実は、ずっと目を離せなかった。

 

そんな夏の夜、一緒に過ごしてみない?☺️